三日坊主の克服の仕方は色々調べたことがある。
・既にある習慣に組み込む。
ーたとえば、毎日の歯磨きの後に英単語を10個覚えるとか、毎日の通勤時間は読書をする、などだ。
・チェックリストを作って、自分がちゃんと継続できたことを可視化する。
・頑張ったことに対して、報酬を与える。
などだ。
それを3ヶ月ほど続ければ、当たり前のような習慣になる。
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今回はそういうテクニックの話はしない。
三日坊主になってしまっても、気づいたらすぐにもう一度挑戦すればいいということについて書く。
継続できない弱さ
日々生活していると、何かのきっかがあって、自分の欠点に気づくことがある。
気づいたら、「ここを変えよう!」と一念発起し、行動を変えてみる。
自分が理想の自分になるために、たぶんその改善は必須なのだ。
しかし、「3日坊主」という古くからの言葉は本当に真実で、3日もたつと継続できなくなることが多い。
何日かすると、変えようと思っていた心がけの意識は薄れていく。
変革の優先順位が、無意識に下がっていく。
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そういうことを何回も繰り返すのが、人の生き様というものなのだろう。
部屋を毎日掃除しよう。
姿勢をよくしよう。
週3回英語を勉強しよう。
ジムで筋トレを頑張ろう。
タバコを吸わないでおこう。
日記をつけよう。
一週間に一冊本を読もう。
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何回も何回も自分を変えようと挑戦し、
三日坊主に終わったり、もう少し続いても、一カ月は続かなかったり。
そして深い自己嫌悪に陥る。
何年も、何カ月も変わっていない自分に、嫌悪感を感じる。
自分よりも優れた人を見ながら、自分の管理能力の無さに対して、コンプレックスとも言えるぐらい、自信を無くす。
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しかし、その課題点を改善しないと、自分の理想の人生は得られない。
その課題点は、自分が人生のなかで、何度も何度もその課題点を克服したいと思ってきたぐらいには、重要なのだ。
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自分の人生の理想に妥協しないためには、その課題に向き合わないといけない。
しかし、解決できないまま、例えば三年五年とかの月日が経ってしまっていて、もうなんだか今さら手遅れな気がしてくる。
また挑戦したとしても、どうせ一週間ぐらいで、生活がバタバタして、継続できなくなるんだろうという気がしてくる。
考えすぎず、しれっと再開すればいい
・自分を変えるなら今しかない。
・自分を建て直すなら今しかない。
と腹をくくって、
また継続できない失敗を繰り返すかもしれない不安を抱えながら、
それでも重い腰をあげて、自分の未来を作っていこうとするとき、
自分の人生に、映画のような音楽が流れ出す。
その挑戦のダイナミズムが、
これからでも理想の人生を作っていこうという人間としての能動性が、
自分が主人公の映画を作り出す。
そんな気がしてる。
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