「〇〇 やらなきゃなぁ」
「〇〇 になりたいんだよなぁ」
で思考が止まったまま、過ぎゆく日々に身を委ねる自分をどれだけ変えられるか。
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「成功する人とそうでない人の違いは、行動力だ」
というのは、耳に東京ドームサイズのタコができるほど聞いてきた。
みんないいアイデアは思いつくのに、それを形にしようとしないだけだ、というのは何度も聞いた話だ。
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「行動しているなかで、フィードバックから、はじめて進むべき道が見える」
とういうのは、人間の注目すべき特徴の一つだ。
先なんて完璧には見通せないし、とにかくやってみないと、何も進んでいかない。
「何者」という、就活に関する映画内(佐藤健主演)の一言が、今でも南無阿弥陀仏のようにスッと出てくる。
「頭の中にあるうちは、いつだって、何だって、傑作さ」
頭の中の傑作は、いざ形にするとはじめはなんだかんだダメダメなものしか生まれてこないが、それでもそこから頑張って伸ばしいくしかない。
頭の中で「こうできればいいよね」という傑作を作っただけで、何も実行せず「何者」にもならずに終わるのは、シブい。
とにかく行動してみないといけない。
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しかし、日々は忙しい。
- 仕事の時間
- 友達とラインでやりとりする時間
- ネットやSNSチェックの時間
- 家事の時間
- 身だしなみの時間
- 移動の時間
- 人と遊ぶ時間
- 買い物の時間
- 趣味の時間
- 睡眠の時間
今の生活を追い求めるだけでも、目の前は予定はギッシギシだ。
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この日々の時間の中で、どれだけ先延ばしせずに、自分の叶えたいことに向き合うための時間を取れるか。
どれだけ、「〇〇 やらなきゃなぁ」という〇〇が自分にとって大切なことだと認識して、これまで先送りにしてやってこなかったことを今日できるか。
著者も、例えば「起業のために動く」ということや、「〇〇に連絡する」ということに向き合う時間を、ずっと先延ばしにしてきた。
人は恒常性を好み、変化を嫌う傾向があるから、どうしても動くのには心理的な壁がある。
その壁をどれだけ思い切って、今、越えられるか。
はしごを使っても越えても、ロープを使っても、大樽爆弾で破壊しても、なんでもいい。
とにかく今どれだけ向き合って行動できるか。
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やりたいと思っていることには、今日、少しでも時間をとって向き合いたい。
はじめはちょっと辛いかもしれないけど、やりだしたらきっと、楽しくなるから。
人生は有限だし、結果が出るのには時間がかかるから。
何より世界中のお金をすべて足した金額を積んでも、誰一人として、人生で一番若くて素敵な今には戻れないから。
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